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点字が当たり前の日常へ【点訳ボランティアあかり】取材レポートVol.12
こんにちは!コミュニティナースの小西です。
今回は【点訳ボランティアあかり】さんの活動を紹介します!
毎月第2土曜日 13:30~15:30に活動されています。
この日は、養父市社会福祉協議会主催の「養父市ボランティア・市民活動センターやぶボラフェス」で点字体験コーナーをされているところを取材させていただきました。

〇「点訳ボランティアあかり」さんはどのような経緯でできましたか
「2013年頃社会福祉協議会で点字教室の開催があり、そこに集まっていたメンバーが2014年に活動を開始しました。最初はほとんどのメンバーが初心者で、活動開始とともに皆で学んでいきました。」
〇現在のメンバー数はどのくらいですか
「現在8人が登録しています。最近新たに1人入られました。会員も募集中です。」
〇活動内容について教えてください
「主に4つの大きな活動があります。まず一つ目に(長寿の郷ごはんや・道の駅など)レストランのメニューを点訳しています。値段が変われば更新も行っています。二つ目に図書館の絵本の点訳を4年前から始めて現在約20冊ほど実施しています。三つ目に養父市の小学校で福祉学習での点字の勉強時サポートを行っています。4つ目にイベント等で点字体験をしてもらっています。」
〇体験コーナーに参加されていた方から一言
「打つのと読むのが裏表逆になるのをはじめて知りました。」
「勉強になりました。繊細な作業だと思いました。」


〇点訳ボランティアをやってみてどうですか
「(打つ時と読む時が裏表逆になるため)点字を打てても読むのが難しいです。特に絵本は修正がきかないため間違えると最初からやり直しになり大変ですが、完成したら『やったー』と嬉しくなります。」
「福祉学習に行くと子どもたちからも『おもしろかった』と言ってもえらえると嬉しいです。」
「普段の生活の中でも、お酒やシャンプーやほんだしやふりかけなど点字や印が入っていることに注意してみるようになりました。」
「短い文章でも点字にすると長文になるので大変ですが、やりはじめると楽しいです。」

〇一言メッセージがあればお願いします
「初めての方でも大丈夫です。会員も募集していますので、どなたでも興味のある方はお声がけください。普段身近に点字があっても、なかなか気づけないですが、福祉学習や体験でぜひ興味や関心をもつきっかけにしてもらえたら嬉しいです。」
私もはじめて点字体験をさせてもらいました!
打つ時と読む時は用紙が反転することや、打つ時の力加減も体験することができ、点訳された本も実際に触れさせてもらい、また丁寧に教えていただきとても勉強になりました。普段何気なく使っている日用品や食品など身の回りのものにもたくさん点字が使われていることも知り興味をもつきっかけになりました。
貴重な機会をありがとうございました。

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